

2006.6.16
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| 岡山画像診断センター 加地 充昌 院長 |
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| センターの外観 |
岡山画像診断センターは、最先端の画像診断や研究を行うことを目的とした、画像診断に特化した施設である。設立にあたっては地元経済界や岡山大学医学部放射線科の金澤教授ら、医師会等の尽力により、特定目的会社ODICが設立され、財界人や民間十数社が出資。土地は岡山大学が所有地を提供。国有地を民間企業に貸し出した初めての例でもある。
4階建ての施設内には最新型のPET/CT装置2台とサイクロトロン1台、全身撮像に対応したMRI装置2台と64列CT装置1台を完備している。
「最先端の医療を提供するための施設ですので、画像診断装置は最高水準のものを揃えました」
一日100件の検査を想定しており、岡山大学医学部附属病院をはじめとする県内外の医療施設からの紹介患者や、県内外のがん検診者を受け入れている。検査にあたるスタッフは岡山大学附属病院放射線科の医師3人と放射線技師6名である。
加地院長や金澤教授は、地域の婦人会やロータリークラブなどで講演し、予防医学の考え方を広める活動を積極的に行っている。
「定期的な検診をすることで疾患の早期発見ができると治療・回復も早く、医療費も安くすみます。検診の重要性を広く市民の皆様に広め、疾患が見つかったあとのフォロー、アドバイスまでできるようにしてきたい」
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| 玄関正面のタペストリー |
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| 明るい待合スペース |
「検査というと皆さん緊張されるので、ホテルのようなくつろげるインテリアをイメージした」と加地院長が語るとおり、モダンな外観や玄関のタペストリー、じゅうたん敷きの通路など、施設内には被検者をなごませる工夫が随所に見られる。4階の通路側の窓は、天井から一面ガラス張り。通路や待合スペースは太陽の光が差し込み明るい雰囲気である。窓に向かって斜めに高くなった天井も開放感を醸し出している。
「放射線の検査は被検者にとって閉塞感があります。限られた敷地内で開放感を出すため、患者様の導線も配慮しつつ快適さをつくる工夫をしました」
2つのMRI室はシースルー型を採用。MRI室にはさまれた操作室からは両側の検査室全体を見通すことができる。検査スタッフはMRI室内の状況をモニターだけでなく直接確認することができ、また被検者は検査中の閉塞感から開放される。
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| 開放的なシースルー型MRI室 | 4階の右側窓は一面ガラス張り。 通路はじゅうたん敷き |
岡山県では高速インターネット:情報ハイウェイの整備が進んでおり、岡山大学とここ岡山画像診断センターはすでにこのネットワークで結ばれている。
「将来的には、県内の他の医療機関ともネットワークをつなげて、遠隔画像診断ができる体制を目指しています」
また、岡山大学との共同研究もこのセンターの大きな使命である。
「FDGに代わる薬剤の開発や、MRの最先端のスタディなど取り組んでいきたい。また、このセンターには最先端の装置がありますので、岡山大学の学生の研修や教育にも活用していきたい」
さらに加地院長は、検診メニューの充実も視野に入れている。
「FDG-PET/CTによる認知症の早期診断や鑑別などにも積極的に取り組んでいきたい」
(2006年5月29日インタビュー)
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